2014年03月14日

オンラインゲーム ビジネスモデル3

引き続き、オンラインゲームのビジネスモデルの話をしたい。

ビジネスモデルの話1
ビジネスモデルの話2

ファンタシスター2オンラインをプレイしていると、メンテナンス中という事にも直面する。つまり、新しいシステムを導入しつつ、バグを直しているわけだ。お金を出す事さえあるのにプレイできないというのは不便だが、実はメンテのお詫びと称してアイテムを貰えたりするので黙らせる事ができる。

いずれはゲームそのものが遊べなくなる。そりゃ、スーファミのドラクエだってバッテリーが切れればデータは消えるが、バッテリーは交換できるし、エミュもあるし、ゲームそのものが遊べなくなるわけではない。まあ、セガサターンみたいなハードが壊れたり売ったりしたら、結局は遊べないわけで、たとえゲームそのものやデータが消えたとしても、実態は同じとも言えるか。

一方では、20年後にSEGAが過去のオンラインゲームをパックにして、ストーリーくらいは遊べる商品を売りに出す可能性もある。

オンラインゲームの採算についてだが、1人が5000円〜1万円使ったとする。クレジットカードの手数料以外は売り上げだ。8800円のゲームを売っても、実際には1本3000円くらいの収益と想定できる。中古を買ったプレイヤーは、メーカーに取っては無料でゲームをプレイしているのと同じだ。あくまで推測だが、発売から10年間の全プレイヤーで新品で買う割合を3人に1人くらいだとすれば、10人に1人が5000円〜1万円を使えばビジネスとしては成立するという事になる。

ある個人が「俺は絶対に金は使わない」のように思ったとしても、「お金を使った方が楽しめる」と思う人がいれば問題ない。たとえ無料でクリアまで遊べたとしても、お金を使う人がいる限り、ビジネスは成立するのだと考え始めたこの頃だ。
posted by Elf at 10:20 | TrackBack(0) | オンラインゲーム
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